住まいづくりを依頼する建築家やハウスメーカーが決まったら、いよいよ実際の設計が始まります。
打ち合わせなどで設計と見積りが完了した後に、住まいを作る工事が始まります。
住まいの計画を図面とした設計図は、はじめてみると難しそうに感じます。
ですが各々の図面で見るべきポイントがあり、そのポイントさえしっかりチェックしておけば、他の難しい表現などはあまり気にする必要はありません。
分からない部分については、しっかり設計者に聞いて理解しましょう。
住宅は木造でつくることが一般的ですが、ツーバイフォー工法やRC造や鉄骨造では造り方や特徴(長所や短所)がかなり異なります。
そこで、各構造ごとの特徴や造り方の違いを把握しておくことも大切です。
設計を進めていると、バリアフリーや防犯など色々気になること出てきます。
これらについては、重要なポイントを押えて考えることが大切です。
技術や性能の進歩が著しい部分も多いので、本当に効果的な内容を知ることが重要なのです。
家相・風水は、建築的に考えると昔の工法や設備にあわせた考え方と言える部分が多くなります。
家相に配慮した住まいにする場合でも、現在の住まいの作り方にあわせた内容を重視するだけの必要最小限に留めるべきでしょう。
住宅に使用される建材は多種多様で、選択に困ることもあります。
そこで、私が好んで使用する材料やお勧めの建材を紹介します。
普段は使われることが少ない材料もありますが、触れた感覚や長く使うことを重視した材料を中心に紹介しています。
設備関係を検討する場合にも、キッチンから洗面・トイレの機器までさまざまな機器があります。
その中でも最新機能に惑わされないポイントを押えた機器を使用することで、コストパフォーマンスが高く、有効な機能をもった空間を作り出すことが出来ます。
設計が決まると見積もりと呼ばれる住まいの価格を決める計算を行い、住宅に掛かる実際の金額を決定します。
見積り金額が想定した予算をオーバーした場合は設計の変更を行いますが、面積を小さくする場合と仕上材料などをローコストに抑える場合があります。
設計者や工事業者によって、価格を下げる際のポイントが異なります。
見積もりが住宅の予算内におさまったら、工事の契約を行ってから工事が始まります。
住まいづくりの各工程でチェックすべきポイントがありますが、疑問を感じたら監理者(設計者や建築士)か現場監督に早急に伝える事が大切です。
実際に工事を行っている人達には、話をしたり質問することは良いのですが、工事の内容を指示すると現場が混乱してしまいます。
変更部分の金額の問題なども発生してしまうので、変更や手直しが必要な部分を見つけたら設計者か現場監督に伝えましょう。
また、住宅の快適さと使いこなしで記載している内容についても、設計段階で考慮する場合があります。
環境やシックハウスやペットや防災などについてチェックする場合は、必要に応じて参照してください。
住まいの設計や工事現場の各々の段階で考えたりチェックすべき事柄について、以下の中で詳しく紹介しています。